恋愛で使える心理学
恋愛に使える心理テクニックまとめ。印象を良くしたい、親しくなりたい、デートに誘いたい。必要なものを探してみて下さい!
心理テクニック集:目次
● 印象を良くする方法 (↓)
● 仲良くなる、好かれる (↓)
● デートの誘い方、告白 (↓)
● 恋愛関係を維持する (↓)
印象を良くする方法
●非言語コミュニケーション
言葉以外の手段で情報を伝えるコミュニケーション。表情、声のトーン、ジェスチャー、視線、服装、身だしなみ、触れ合い、距離感など。
● ボディランゲージ
言葉以外の手段で情報を伝えるコミュニケーション。表情、視線、ジェスチャー、声のトーン、距離感、身体接触など。
● メラビアンの法則
コミュニケーションにおいては「視覚情報 55%、聴覚情報 38%、言語情報 7%」の割合で影響を与えるという法則。
● 7秒の法則
最初の7秒で相手の印象はほぼ決まるという法則。服装・髪型・表情・姿勢など外見的要素から。
● パラ言語
会話における声のトーン・大きさ・速さ・間・抑揚など、言葉以外の情報。会話相手の感情や意図を読み取るための要素になる。
● カイネシックス
会話における表情・視線・身振り手振りなどの、しゃべり以外の動作。会話相手の感情や意図を読み取る要素のひとつ。
● ハロー効果
人の印象を決定する際、目立つ特徴に引きずられて全体的な評価が歪められる。ルックスが良いと性格も良さげに見える。
● ホーン効果
人の悪いところ劣るところに目が行き、それ以外の評価も下げられしまう。ルックスが悪い人は、性格も悪く見える。
● スリーセット理論
人の印象は、出会ってから3回目までの接触でほぼ決まってしまうという理論。
● ギャップ効果
期待と現実のギャップ(差)が大きいほど、強く印象に残る。人は予想外のことや想像を超えることに驚き、興味を引かれる。
● コントラスト効果
あるモノを別のモノと比較することで、その印象が実際よりも大きく変化する心理メカニズム。
● 初頭効果
最初に提示された情報は、後に出された情報よりも記憶されやすい。
● リーセンシー効果
最後に提示された情報は、前に出された情報よりも記憶されやすい。
● 自己呈示効果
他者に好印象を与えるため、自分の良いところをアピールする心理。
● 3の法則
人に説明する時など、理由を3つ並べると説得力が増す。初頭効果とリーセンシー効果の応用。
● 一点豪華主義
周囲と比べて際立つような高価なアイテムを身につけることで、希少価値を高め、自身のステータスをアピールする。希少性の原理やハロー効果の応用。
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仲良くなる、好かれる
● 返報性の原理
人から何かを受け取ったり、好意を受けたりした時に、お返しをしたいという気持ちになる心理。
● アロンソンの不貞の法則
親しい人から褒められるより、あまり親しくない人から褒められた方が嬉しい。その褒め言葉を信じやすくなる。
● ザイオンス効果
人や情報などに対して、繰り返し接触すると好感度が高まる心理メカニズム。
● ミラーリング
相手の仕草や話し方をマネることで、共感や親近感を築く心理テクニック。
● 好意の返報性
人から受けた好意や親切に対して、自分も返礼したいという気持ちになる心理。
● 親和性バイアス
人は自分と似たり寄ったりの人やグループを好む。自分と共通点がある人を好きになりやすい。
● ホット・リーディング
事前に相手の状況について調査し、あたかもその場で心や過去を読んだかのように思わせる心理テクニック。
● コールド・リーディング
手がかりとなる情報なしに、相手の性格や行動を推測する心理テクニック。占い師やマジシャンなどが用いる。
● 自己開示
自分自身の考え、感情、経験などを他人に伝えること。他者との信頼関係、親密な人間関係を築くための行為。
● 類似性効果
自分と共通点が多い人に好意を抱きやすい傾向。価値観・性格・趣味・外見・学歴・職業など様々な属性において見られる。
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デートの誘い方、告白
●ドアインザフェイス・テクニック
最初に大きな要求を出し、断られたら小さな要求を出す。最初の要求を断らせることで、その後の小さな要求が受け入れられやすくなる心理テクニック。
●フットインザドア・テクニック
相手にまず小さな要求を承諾させる。その後、徐々に要求レベルを上げていく。一貫性の原理を応用した心理テクニック。
● YESセット
相手から「はい」という返答を引き出す質問を繰り返し、本命の質問にも「はい」と答えやすくする交渉テクニック。一貫性の原理の応用。
●ハードトゥゲット・テクニック
「簡単に手に入らないものほど価値がある」という心理を利用し、相手からの好意や信頼を得るテクニック。希少性の原理の応用。
● ローボール・テクニック
まず相手に非常に高額な要求をすることで、その後の妥当な価格に承諾してもらいやすくする心理テクニック。
● ランチョン・テクニック
頼み事をする相手に、まず小さな「貸し」を作っておく交渉テクニック「ランチおごるから、お願い!」みたいな。
● 吊り橋効果
緊張や興奮状態にあるとき、その原因を恋愛感情と誤認してしまう心理現象。
●テンション・リダクション効果
人は緊張状態から解放された後、注意力や思考力が低下し、普段よりも無防備な状態になる。
● シズル効果
音、香り、視覚など五感を刺激することで購買意欲や食欲を高める効果。ステーキを焼く音やフライを揚げる音など、美味しそうな音で食欲をそそる。
● アクティブリスニング
話を聞くだけでなく、相手の話に共感し、理解するコミュニケーションスキル。
● ペーシング
相手の行動や言動に意識的に合わせるコミュニケーション技術。言葉遣い、声のトーン、話す速度などを合わせ親近感を与える。
● ストーリーテリング
物語を使って情報を伝える、人を説得する、気持ちを動かすための技術。プレゼン、教育、マーケティングなどでよく使われる。
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恋愛関係を維持する
● 一貫性の原理
人は自分の行動や発言、態度などを一貫したものとして維持したいという心理。
● ピークエンドの法則
一番楽しかった瞬間(ピーク)と終了時の気持ち(エンド)に基づき、そのイベント全体を判断する傾向。盛り上げ方と終わり方が大事。
● ツァイガルニック効果
未完了のタスクは、完了したものよりも記憶に残りやすい。何かをやり残した状態の方が、脳に強く印象づけられる。
● 近接性効果
物理的な距離が近い相手に対しては、好意や親近感を抱きやすくなる心理。単純接触効果、ボッサードの法則とも。
● 共感効果
相手の気持ちに共感することで信頼関係を築き、説得しやすくしたり協力を得やすくなったりする心理効果。
● コンコルド効果
すでに多額の投資をしているプロジェクトや事業は、損失が確実であっても中止することができなくなる。
● エンダウメント効果
自分が所有しているものを、手放したくないと感じる心理。自分の家や車は、他人が下す評価よりも高く見積もってしまう。保有効果とも。
● アンダードッグ効果
弱者が強者に勝つ姿に人々が感情移入し、応援したくなる心理。スポーツや選挙などで観察される現象。アンダードッグ=負け犬。
●アンガーマネージメント
怒りをコントロールするための心理トレーニング。具体的には6秒ルール、アンガーログ、アサーティブコミュニケーションなどがある。
●アサーティブコミュニケーション
相手を尊重しつつ、自分の意見や要求を率直に伝える方法。単なる自己主張とは異なり、相手との相互理解を重視する。
● ラポール・テクニック
相手と信頼関係を築きコミュニケーションを良好にするための心理テクニック。
● ジョハリの窓
自分から見た自分と、他者から見た自分を4パターンに分類したモデル。コミュニケーションギャップや誤解を解くの有効。
● NLP (神経言語プログラミング)
人間の思考、行動、感情のパターンを理解し、変化させる心理テクニック。
● ラベリング
言葉により物事や人にラベルを貼り、意味づけを行う心理学テクニック。
● グラティテュード
感謝の気持ちのこと。人間関係の改善以外にも、幸福感向上やストレス軽減の効果がある。ポジティブ心理学の概念。
●ロミオとジュリエット効果
周囲の反対や困難に直面することで恋愛感情がより強くなる現象。シェイクスピアの悲劇「ロミオとジュリエット」より。
● 愛の三角理論
恋愛感情は、親密感・情熱・コミットメントの3要素で構成されているという理論。いずれか一つが欠けても維持できない。
(本文終わり)
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