自分を知る心理学

自己分析に使える心理テクニックまとめ。バイアス、無意識、不合理な思考、自分では気付けない思考パターンや偏見。これらを知ることが、自分自身を知るための第一歩!
心理テクニック集:目次
● 思い込みバイアス (↓)
● 不合理な思考 (↓)
● 性格分析、性格診断 (↓)

思い込みバイアス
● 認知バイアス
人は情報を処理する際に、無意識に偏った見方をする。ある情報を受け取ったとき、自分の考えや経験に基づいて判断してしまう。
● 一貫性バイアス
一度決めたことや信じたことを変えず、意見や行動を一貫させようとする。
● 親和性バイアス
自分と似た人やグループを好む。自分と共通点がある人を好きになりやすい。
● 反復バイアス
同じ情報を何度も見たり聞いたりすると、その情報に対する信頼感が高まる。
● 生存バイアス
成功例や生き残ったものだけを見て、失敗例や淘汰を考えず判断してしまう。
● 後知恵バイアス
物事が起こった後に、最初からその結果が予測可能だったかのように考える。
● 帰属バイアス
成功や失敗を、個人の特性や能力に過度に帰属させてしまう。その他、バイアス一覧は認知バイアスをクリックしてね。
● 代表性ヒューリスティック
情報処理を簡単にするため、対象の代表例や先入観に基づき判断する。
● 利用可能性ヒューリスティック
ある事柄が起こる可能性を、その事柄の「思い出しやすさ」で判断する。
● バーナム効果
誰にでも当てはまるような曖昧な話を、あたかも自分のことのように感じてしまう心理現象。占い師などが使うワザ。フォアラー効果とも。
● レイク・ウォビゴン効果
自分が平均よりも優れていると信じ込む、自分を特別だと思い込む傾向。
● ダニング・クルーガー効果
能力が低い人は自分を過大評価しがち、能力が高い人は自分を過小評価しがち。
● ステレオタイプ効果
あらかじめ持っているイメージや思い込みに基づいて相手を判断してしまう心理現象。先入観や偏見のこと。
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不合理な思考
● 認知の歪み
思考のクセによって生じる、不合理で主観的な思考パターン。過去の経験や信念に基づき、情報を歪めて解釈してしまう。
● 感情的推論(認知の歪み)
他人の感情や意図を推測する。例:友達の涙を見て、何か悲しいことがあったと推測する。上司が怒鳴るのを見て、自分に腹を立てていると思ってしまう。
● 過度な一般化(認知の歪み)
部分的な情報から、全体を判断する。例:一度の失敗で、自分は何もできないと諦める。一人に嫌われただけで、自分は誰からも愛されないと思ってしまう。
● べき思考(認知の歪み)
「〜すべきだ/すべきではない」といった極端な思考パターン。完璧主義、自己否定、二元論(良い悪い/白か黒か)に陥りやすい。
● カタストロフィーレン(認知の歪み)
ドイツ語で「過剰な心配」という意味。大げさに考える、心配しすぎる、被害妄想の類。不安症やうつ病などの精神疾患の症状として現れることがある。
● 認知的不協和
自分の信念と違う情報に出会うと、不快感から行動や考え方を変えてしまう。考え方を変えることで、現実に対する矛盾を解消する。
● すっぱいブドウ
手に入らないものを、価値がないものだと貶める心理(認知的不協和の例)
● 甘いレモン
困難の中でも、良い側面や希望があることを表す言葉(認知的不協和の例)
● ハロー効果
人の印象を決定する際、目立つ特徴に引きずられて全体的な評価が歪められる。ルックスが良いと性格も良さげに見える。
● ホーン効果
人の悪いところ劣るところに目が行き、それ以外の評価も下げられしまう。ルックスが悪い人は、性格も悪く見える。
● 損失回避の法則
リスク回避を優先するが、時に利益喪失を回避するためにリスクを冒すことも。
● 決定回避の法則
人は新しい選択肢よりも、慣れた選択肢を選びがち。選択を間違って損するくらいなら何も選ばない。
● 選択のパラドックス
選択肢が多すぎると、逆に何も選択できなくなるという心理。情報処理の負荷がかかり、逆に満足度が低下してしまう。
● マッチングリスク意識
選択や決断をした後、それが間違っていたのではないかと後悔したり不安になったりする心理。リスク回避の本能から生じる。
● コンコルド効果
すでに多額の投資をしているプロジェクトや事業は、損失が確実であっても中止することができなくなる。
● エンダウメント効果
自分が所有しているものを、手放したくないと感じる心理。自分の家や車は、他人が下す評価よりも高く見積もってしまう。保有効果とも。
● 同調効果
無意識に周囲に合わせてしまう心理現象。街中で多くの人が向かっている場所に自分も向かいたくなる気持ち。
● 集団思考
集団の中では個人の判断力が低下し、集団全体の意見に同調してしまう心理。正解が分からない時は、周囲の意見に同調しがち。
● 集団相対化
集団内の価値観に同調し、個人の判断や行動が変化する心理。客観的に見ると間違っていることでも、集団内だと正しいと感じる。
● 社会的証明
周囲の判断が自分より正しいと思いこみ、その後の行動を決めてしまう心理メカニズム。同調現象の一種。
● 社会的比較
他者との比較を通じて、自分の能力や価値を評価する傾向。周囲と自分を比較することで、自信を持ったり落ち込んだり。
● 権威への服従
権威者・権力者からの命令に服従してしまう心理傾向。他者に強い電気ショックを与えるミルグラム実験が有名。
● スポットライト効果
自分は他者から注目されていると過剰に評価してしまう心理。
● スリーパー効果
情報源の信頼性とは関係なく、時間経過によりメッセージの説得力が増す心理現象。ただの噂話でも時間が経つにつれて真実だと信じ始める。
● シャーデンフロイデ
他人の不幸や失敗を見て喜ぶ気持ち。ドイツ語の「Schadenfreude」が語源。優越感、公平感、嫉妬などから生じる。「他人の不幸は蜜の味」みたいな。
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性格分析、性格診断
● 夢分析
夢の内容を分析することで、無意識にある心の葛藤や欲求を理解する手法。自己理解や心理療法に活用されている。
● 防衛機制
不安、葛藤、ストレスなどの不快な感情から自分自身を守るため、無意識のうちに働く心の防衛システム。
● コンプレックス
様々な感情の複合体のこと。日本語では「劣等感」を意味することが多い。
● 深層心理
脳は意識と無意識の2つの領域に分かれている。無意識の領域における心の仕組みを深層心理と呼ぶ。経験・記憶・トラウマなど。
● 欲求のピラミッド
マズローの欲求階層説をピラミッド構造で示したもの。人間の欲求を5階層に分類、下から生理的欲求、安全欲求、社会的欲求、承認欲求、自己実現欲求。
● MBTI性格診断
ユング心理学に基づいた性格診断ツール。正式名はマイヤーズ=ブリッグス・タイプ指標。4つの指標から16タイプに分類。
● エニアグラム
人間の性格を9タイプに分類する性格診断ツール。完璧主義者・助ける人・成果主義者・個性主義者・観察者・忠誠型・楽観主義者・挑戦者・平和主義者。
● ビッグファイブ
人間の性格を5つの因子で説明する理論。開放性、誠実性、外向性、協調性、神経症傾向の5因子の強弱から分類。
● カラー性格診断
色と性格の関係性に基づいて、人の性格や心理状態を推測する診断法。様々な方法や理論に基づいたカラー診断が存在する。
● IQテスト
知能指数(IQ)を測定するためのテスト。言語能力、空間能力、処理速度など様々な能力を測定する。IQ115であれば、同年代の約85%よりも知能が高い。
●アトリビューション理論
人が、自分の行動や他人の行動の原因をどう解釈するかを説明する理論。性格・能力・努力などの内部要因と、状況・運・偶然などの外部要因から。
● 自己決定理論
人間のモチベーションの源泉について説明する理論。「報酬と罰」のような外的要因ではなく、内発的動機づけに基づいたもの。
● 自己一致原理
自分の内面(価値観)と外面(行動)を一致させようとする傾向。内面と外面に矛盾が生じるとストレスを感じる。
● 自己正当化の原理
自分の行動や考えを合理化し、正当化しようとする心理。主に「認知的不協和の解消」のために作用する。
● ソシオニクス
ユング心理学とケンピンスキーの情報代謝理論を基に開発された性格診断ツール。MBTIよりも詳細な性格診断ができる。
(本文終わり)
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